プラモデル
MSZ-006 Zガンダム  1/100
 既に14年(2004年現在)が過ぎてしまいました。それはそれで感慨深いものがあります。
 当時、このキットは、組み替え一切無しの完全変形を売りにしていました。マスターグレードも成し遂げていません。本当の意味でこのキットを超えたのはパーフェクトグレードのみでしょう。
 それはさておき、変形機構は無視して、とにかくMS、WRのどちらもかっこいいゼータガンダムを作る、というコンセプトで作りました。
 結果、プロポーションは良くなったと思います。可動部も増えました。
 このころは市販のポリキャップはラーク社の1種類だけ、ボールジョイントも発売されたばかりでした。

 HGUCでZガンダムが発売されましたが、変形については似たようなコンセプトになっていますね。このZガンダムのコンセプトの大本は、昔「モデルグラフィックス」誌に連載されていた『ガンダム・センチネル』のフルスクラッチ作例の「Z-plus」でした。
1990年制作
 全身像です。元のキットを知っている人は見比べてみれば判ると思いますが、全く違います。胸を小さく、肩を大きくを基本として、全身にわたって、プロポーションの変更が行われています。
 また、関節部をだいぶ変えて、良く動くようにしました。
 頭部アップです。随分と形を変えてあります。ガンダムのプラモデルの最大の欠点(?)である折れやすいアンテナは真鍮製です。
それにしても、肩が大きいです。このままでは、絶対に変形できません。
  左の写真は、ゼータガンダムの分解状態です。ここまで分解してから変形、と言うか組み替えてウェーブライダーにします。胴体と両腕は完全に使いません。脚部も一部使いません。代わりにWR用の芯に各パーツをくっつけていきます。
Zガンダム専用のパーツです。 WR専用のパーツです。
一番上がWR用の芯です。
  ウェーブライダーです。キットのものよりずっと薄くなってかっこよくなったと思います。どうでしょうか。
 設定では、足の部分の変形は、設定ではこのはずです。いかなるキットも、これを為し得てはいません。組み替えだから出来た芸当です。
 ZGもWRも気に入ってます。
 マスターグレードやパーフェクトグレードよりかっこいい、かな?
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